奥森吉でキャンプ
シルバーウィークの最終日に親子でキャンプに行きました。
奥森吉の青少年野外活動基地というところにとてもきれいに整備されている親子キャンプ場があります。家から40分くらいなので一度行ってみたかったのと、外で寝るってことをしてみたかったのです。
あとパパが家族用の良いテントを買って持て余していたので、やっと家族で使えました。
目的は、「だらだら外で寝る」です。
携帯もつながらないし時計も見ないで、日が落ちる前に料理をしておく。暗く寒くなったら寝る。明るくなったら起きる。をしました。
ここをキャンプ地とする!!
ススキをほうき代わりにしてテント内を掃除。
後ろに見えているのは炊事場・サニタリー
駐車スペースすぐそこ
昔ジャンボリーのためにつくられた施設なので整備がすばらしいです。
トイレきれい!障害者用トイレもあります。
今は使われてないけどシャワールームと洗濯機置場もあった・・・住めるレベルだわ
炊事場。とっても広くてきれい。ひとつの建物に8スペースほどあったかなー
BBQ用コンロがあると思ったらなかったのでパパ考案の簡易コンロ
イケアのキッチンスツール立てと壊れた炊飯器釜で( ̄(工) ̄)バランスが大事
なんだかんだでできたカレー!
これが一番やりたかったことかも。アルミの鍋で炊飯!
登山用のちっこいガスコンロでわりと適当に炊いたけどうまくできた!
手のひらで水をはかって、最初強火で吹きこぼれはじめたら中火でひたすら炊いてチリチリ言ったらだいたいおわり
おこげも美味しかったです。
クーラーボックスのテーブルでいただきます!
こどもはただ広いだけで遊べるものだ
私たちはだらだらが目的だったので全然動かなかったけど、近くに沢もあったり散策コースもあるようです。
夜はキャンプファイヤー(小)
みんなで火の真似っこ
テントの中
事務所でシュラフを3つ借りました。(ひとつ300円)
ふたつを組み合わせてビッグシュラフにして、もうひとつ上に掛けて、中に毛布をしいて3人でひっついて寝ました(パパはひとりマイ寝袋で)
8時ぐらいには寝ました。
んでやっぱり0時ぐらいに目が覚めておしっこ!
いいお天気だったので星がきれいに見えました。
感想
人生初キャンプ。
意外に適当にやってもできるもんだなと思いました。準備も当日の朝1時間ぐらいでうわっとやりました。
楽しかったけども、しかし正直あんまりはしゃげず。
というのも、いつもの家とそう変わらない環境だったからです。
星も、家の裏で見るのとそんなに変わらず(^_^;)
むしろ家より整備されている気が(トイレは水流れるし・・・)
あらためて自分たちはすごいとこに住んでるなと思いました。キャンプ場と変わらんて。
でもこのキャンプ場は公営で無料だしテントなどのレンタルもあり整備もよくとっても過ごしやすいので、本当に住めるレベルで、森吉山登山口もすぐ近くだし山々を見渡せる展望台もすぐで、桃洞の滝もすぐで、とっっってもおすすめです。
"野営"は楽しかった!テントはすてき。また外で寝たいです。
おわり
初めて山で食べものを採る
山に慣れてる友人に誘われて、初めて「山で食べものを採る」ということを経験してきました。
山を歩くのは登山道や遊歩道を歩くよりも大変だったけど、むちゃくちゃ気持ちよかった。
さらに食べるものを採るという行為が、煩わしいことを全部忘れてただ生きている感じがしました。
自分はこんなに動けるんだと思いました。
いろんなきのこが生えていて、毒きのこもかわいらしくて、友人にいろいろ教えてもらいながら歩きました。
初体験なので軽めに・・・と友人はいってくれていたけど、かなり疲れました。
でも山歩きの素質ある!って言ってくれました。
また行きたいーー山の中にーー帰りたいーー そんな気分になりました。
採ったもの
さもだし と ミズこぶちょびっと
山ぶどう
山ぶどうを採るときは、熊になって。
きのこを探すときは、胞子の気持ちになって。
友人の名言でした
自分で採ってきて、どんなところに生えていてどうやって採るのか知ったから
今後は買って食べるにしても違う気持ちで食べるんだろうなあ。
疲れたから子供たちを迎えに行ってそのまま温泉直行。ごはんも食べてきました。
帰宅後はみんなで山ぶどうの実をとりました
下の娘が思いのほか戦力に・・・侮りがたし一歳半!
何つくろうかなー!
桃洞滝に家族で行きました
家族で桃洞滝に行ってきました。
北秋田市の森吉山にあるとっても神聖なパワーをもつ滝です。
場所は奥森吉です。
主人と4歳半と1歳半の娘ふたりを連れて行きました。
自分への備忘録と、子供連れで森の中歩いてみたいけどちょっとよくわからないという方の、ちょこっとばかしの参考になればと思います。
ちなみにこれらは正解ではないし、山の人が見れば怒られるかもしれませんので、しっかり自分でも調べて準備していってください。
服装・持ち物
子供の服装
帽子(日除けと頭を守るため。一歳半は途中から嫌がってつけなかったけど…)
タンクトップ(下着シャツはなし)
長袖のパーカー(薄手)
長ズボン
くつした
スニーカー (いつも履いているもの)
大人の服装
子供とだいたい同じだが、大人は長靴。
飛び石で沢を渡るところが何箇所かあるので、沢に入ってしまったほうが子供をサポートしやすい。
子供は長靴だと歩きにくいかと思うのでスニーカーでよかった。
あと私は1歳半の娘をおんぶだっこで歩くのでリュックなし。腰にウエストポーチとペットボトルケースをぶらさげた。
軍手もあったほうがいい。
持ち物
ストック(これがあるのとないのとで疲労がだいぶ違う。それ用がベストだけど、森に入ってからでも手頃な木の棒がごろごろ転がってるので軽めのやつを拾っても使える。)
手ぬぐい(汗拭き、手拭き、いろいろ使える)
おにぎり
ペットボトル(水とお茶とスポーツドリンク)
さっと食べれる小さいお菓子たくさん(休憩用、子供のモチベーション維持)
オムツ・おしりふき
ビニール袋(大きいもの5枚くらい。ゴミ入れのほか、沢の前で敷いて座るのにも使える)
抱っこ紐(いつも使っていたさらしを持って行きました。おんぶ、だっこ、前向きだっこといろいろできたのでよかったです。肩もいたくならないし暑くならなくて。)
虫除けスプレー
虫さされの薬
絆創膏
ティッシュ
子供たちの着替え一式(沢で遊んで濡れることを予想していたので)
大人の着替え(Tシャツ)
カメラ
行き方
まずは森吉山野生鳥獣センターに
最寄駅の阿仁前田駅から車で1時間弱走ると、森吉山野生鳥獣センターに着きます。
桃洞の滝に行くときは必ず寄ったほうがいいです。川や道の状況など危険ではないか等情報を仕入れましょう。
ここにはトイレもあるので、森に入る前にすませておいたほうがいいでしょう。(子供は特に)
おむつ替えベッドもあります。
自動販売機はありません。道中のあずまやと森吉山荘にあります。私たちは阿仁前田のコンビニでおにぎりとお菓子と一緒に買ってから、途中の小滝神水という湧き水でも2L汲んでいきました。
かかった時間
11:30 鳥獣センター 出発
あいだ3回休憩
14:20 桃洞の滝 到着
昼食
14:50 桃洞の滝 出発
あいだ3回休憩
17:10 鳥獣センター 到着
11時半に鳥獣センターから森へ入りましたが、もう1〜2時間早いほうがよかったと思いました。
大人ひとりだと1時間くらいで行けるのですが、行きは3時間くらいかかってしまいました。子供の足の遅さを甘く見ていました。昼食を滝の前でとりたかったので遅くなって、滝到着直前で機嫌も激悪になりました。(休憩でおやつは食べていたんだけど)
あと夕方近くになると蚊やアブが出始めました。
もうひとつは鳥獣センターが5時までなので、それまでに余裕をもって戻りたいですね。トイレや休憩のため。
子供達のようす
1歳半(9kg)→ほぼおんぶ抱っこ。前向きだっこが一番楽しそうでした。ストックを一緒にもって地面にさして、歩いてるつもりみたいな感じでした。たまに飽きて歩いて、すぐ疲れてだっこ、みたいな感じ。
4歳半(15kg)→行きは頑張って自分で歩いて滝まで行きました。帰りはパパの肩車でした。
行きは予想以上に歩いてくれたからよかった(時間はかかったけど)が、未就学児はまだまだ、行き帰り抱っこで行く覚悟がないと行けません。ひとりで往復行けるのは小学生くらいからかな。
道中子供が飽きてきたときにしたこと
しりとり
歌を歌う
山クイズを出す
(山にある色を3つ答えて、住んでいる動物を3つ、虫を3つ、植物を3つ、とか)
休憩スポットのベンチとおやつ
桃洞の滝までは約4.2キロ。
あいだ3回1.5kmずつぐらいのところにベンチがあり、休憩スポットです。
川や横滝が近くに見えるので涼しかったです。
汗をかいて暑がっているので休憩の時だけタンクトップに。虫除けスプレーも追加。
しっかりと水分補給。そしてお楽しみのおやつ。
飴を買うのを忘れました。歩きながら口にいれるおやつもあればいいなと思いました。
このおやつのために歩いていました。あと少しでおやつ!あと少しでおやつ!みたいな。
ほとんどが平坦でなだらかな道ですが、川を渡る時の橋や飛び石、木の根を下る・登る部分もあります。
どれも親のサポートがあれば容易に行けました。
滝の前で水遊び
落ち葉を流して遊んでいきました。
岩肌はけっこう滑るので、ちょっとこわかったです。
甌穴とよばれるでかい深い穴もあるので落ちないように目は離せませんでしたが
これで上機嫌に戻ってくれたので、なんとか折り返すことができました。
小さな大発見
1cmくらいのハートのキノコ(娘撮影)
子供が森の中で何を想い感じたのか、わかるのは数十年後かもしれません。
だけど娘はまた行きたいと言っています。
虫の声、鳥の声、水の音、木の音、私たち大人以上にぜんぶ聞こえているんだろうなと思いました。
とにかく安全に、無理をしないで、子供のペースに合わせて行くことが一番重要ですね。
最後に娘の撮った桃洞滝を